宿舎も新しくなれば、職員の労働環境も改善されます。
まずは解体工事に伴うアスベスト除去作業からのようです。
数年前、入院したことがあり、病棟のトイレが古いうえにプライバシーにも配慮できない構造のようで、入院生活が辛かったのを憶えています。
「後妻業の女」で津川雅彦(中瀬耕造)が大竹しのぶ(武内小夜子)に空気を注射されて殺された病院が「富田林病院」でした。
大竹しのぶと豊川悦司、後から竿師役の「鶴瓶」が現れるレストランが「大林組」のグループ会社、北浜フレンチレストラン「ルポンドシエル」です。
ルポンドシエルでは、フランスの提携店から毎年料理人を招き、料理フェアーを開催しています。
富田林病院:平成30年1月30日に大林組・安井建築設計事務所共同企業体を落札者として決定。
大阪済生会富田林病院お産センター(改修)(安井建築設計事務所)
山崎豊子「華麗なる一族」木村拓哉主演、ロケ地(万俵家邸宅)昭和7年(1932)築。
設計: 安井武雄(安井建築設計事務所)
大林組創業者、大林芳五郎は、請負業の縄張り争いで、旧友の侠客の親分として知られた野口栄次郎(「出店の又」との抗争で殺人犯として逮捕される)「木屋市」;北(北野)の「木屋市組」の有形・無形の援助を受けて、大阪鐵道から請け負った難工事をやり遂げた。
労働力の供給が請負業の相当部分を占めていた当時、これら遊侠の徒が業界に勢力をもつことは、ある程度避けがたかった。そこには多くの弊害もあったが、同時に人と人とのつながりによって、はじめて成り立つ業である以上、彼らの存在を便とする場合も多かった。由五郎と野口は、たがいに相許した友で、利用するための交友ではなかったが、結果的には大いに役立ったようである。由五郎の抱擁力は、のちに伝法の「伊之助」鴻池忠治郎(伝安一家:「鴻池組」)・幸町の「淡熊」銅傳佐太夫(淡熊会)博徒組織・梅田の「難波福一家」(鶴田丹蔵)、その他、九條の「永福」、新町の「小常」、など有力顔役を彼の支持者とさせた。いずれも「木屋市」野口栄次郎とのつながりから生じたもので業界粛正のため悪徳業者と戦うに当たって、強力な援護者となった。