富田林今昔紀行(昭和銭湯編)

記憶と昭和の住宅地図を片手に富田林の昭和を探しました。今回は銭湯編

「葛城温泉」

富田林市内で唯一の公衆浴場。市内の方はもちろん誰れでも格安料金(大人300円)で利用できます。ここ数年で200円⇒250円⇒300円に値上げ。この破格の安さが富田林で銭湯が消滅した要因にもなりました。

市民憩いの場である銭湯を消滅させてしまった富田林市にはそろそろ建て替えをお願いしたいところですがコロナ禍真っ只中に約1億円で活用の予定も無い「学校給食センター」を除却したし、市庁舎建替えも控えているので当分無理そうです。

  • 堺市立ほてい温泉(大人:250円)
  • 東大阪市立荒本寿湯 (大人:250円)
  • 和泉市立小栗の湯(大人:250円)
  • 泉南市立若松湯(大人:250円)

初代「葛城温泉」人権文化センターのとなり

初代葛城温泉の煙突跡


初代「富栄湯」(若一)初代葛城温泉が開業する以前の地域銭湯。その前は円光寺の寺風呂


2代目「富栄湯」(本町)本町通商店街、きらめきファクトリー先

現在は駐車場となり店主は河南町で暮らしているそうです。


「宝湯」富筋(富田林町)

じない町交流館先、元:みと薬局の手前


「大正湯」常盤町

「NPO法人 Pinky」さん(NBOX)の前店舗は「九州ラーメン キララ」さんでした。

大正湯の途中、サムさんの真向かいで坂口議員が市政相談所を設置しています。看板は当選時全員に配付されるようです。次回は市政相談所めぐりを計画しています。

卸売市場の駐車場


「石川温泉」富田林町

石川左岸「新道大師堂」となり


「富田林温泉」寿町

西口駅前、現:大同信用組合(元:福寿信用組合)


「巴湯」若松町2丁目

「若松老人いこいの家」


「勇湯」喜志町五丁目

喜志駅前、現:コインランドリー


滝谷新温泉(元:大正湯)錦織中

滝谷不動駅すぐの「極楽寺」近く

現:馬場クリニック

現地では煙突跡が確認できます

「板持湯」西板持

楠公さんがイタ車を駐車している辺りが板持交番跡です。

「松竹温泉」清水町、石川左岸


「新堂温泉」若松町東

石川河川敷のバラック小屋、長年この場所にあることから不法占領ではなく大阪府公認の作業用小屋で野菜を育てているようです。

石川左岸の「北大伴橋」を渡った場所で営業していたようですが昭和40年代に中小企業団地開発時、橋も架け替えられ「新北橋」となっていました。

航空写真ではこの辺りのようです。


「大伴温泉」北大伴一丁目

石川右岸、大伴口。大阪府営住宅跡地ですが現在は野原です。

テラスハウスの府営住宅の方は団地に移住でき安心ですが地元の住人は夜になると寂しすぎます。

「楠温泉」北大伴町2丁目

石川右岸。旧金剛バス乗り場(立入禁止)とたけちゃんお馴染みのガッツポーズ

新しく完成した金剛バス「北大伴」乗り場

1時間に2本しかバスが無いのは誰の策略なのか

大伴地区の保育園

旧北大伴住宅には両サイドに2軒の銭湯があったようです。


「ゆーとぴあ」向陽台

ラ・フォート向陽台(キタバ薬局)サービス付き高齢者住宅

市内住宅地図は1972(昭和47年)版「富田林市立図書館」吉田地図。1961(昭和36年)版「大阪府立図書館(中之島図書館)で閲覧可能です。当時の市内公的施設やお店、暴力団事務所等も地図に描かれています。